《生産者について》
2006年にスタートした息子ジャンと共に始めたドメーヌ事業。息子のジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻後、父の元で働き始め現在はドメーヌのワイン造りを担当。家族のみが知る秘伝の技で醸造しています。栽培は有機。樹齢80年以上の畑のみ買い足し現在12haを所有しています。開放発酵槽に全房のまま入れ樽熟成に移ります。自然で人間は最低限の介入しかしない方法で醸造しています。
《2019年クロ・ド・ヴージョに関するドミニクのコメント》
私たちは、最も上部に位置するまさにこのクロ・ヴジョのトップクラスの畑であるプラント・アベ(Plante l'abbe)のブドウを育てられる幸運に恵まれています。まさに石灰質の賞賛です。修道僧達による歴史的な醸造法を想起させます。50%は手作業で徐梗され、50%は全果房で木の発酵槽に入れられます。いつも変わらず絹のようにしなやかで果実味に溢れます。この2019年は樹齢の高いピノの几帳面さを確証します(ロマネ・コンティと同様にリパリア種で接ぎ木されています)。毎年申し上げていますが、瓶詰めされてから10年後頃にしかその優しさを現さないワインなのです。
Clos de Vougeot Sui Generis Plante Labbe Grand Cru Domaine Laurent Pere et Fils