【パーカーポイント100点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年4月のレビュー]
今年ボルドーで生産された最も偉大なワインのひとつが、完璧なまでにバランスの取れた、計り知れない魅力と気品を備えたクラシックなラフィット・ロートシルトの2019年だ。カシス、ブラックベリー、チェリーにスミレ、シガーボックス、温かみのあるスパイスが混ざった印象的なアロマがグラスから漂い、ミディアムからフルボディで深みがあり、継ぎ目がなく、そのベルベットのようなアタックは、絶妙に粒立ったタンニンと熟した酸に縁取られた層状の凝縮した中盤へと続き、長く芳しい余韻で締めくくられている。この10年で最も偉大なラフィットとして2010年と2016年に匹敵し、これら3つのヴィンテージの中で、門を出た瞬間に最も官能的で実証的であることは明らかである。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2029 - 2065年]

Chateau Lafite Rothschild