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《生産者について》 ジョルジュ・デコンブは故マルセル・ラピエールの弟子の一人。マルセルと同じモルゴンに畑を持ちます。 その味筋は一言で言うなら『濃厚!』非常に樹齢の高い樹が植わったその畑は標高が高く、ブドウの成熟に時間がかかるので果皮が厚く、タンニンやアントシアニンが豊富だといいます。 その濃厚さはあまりに「ボジョレー」らしくなく、AOCの官能検査で落とされたこともあるそうです。補糖も酵母添加もしてないのに! 《このワインについて》 妻ジズレーヌの愛称である「ジジ」の名を冠した、彼のバリューレンジ。醸造にはセミ・マセラシオン・カルボニックを採用しており、野生酵母のみで発酵させます。亜硫酸の添加は瓶詰前のごくわずかだといいます。 果実感が非常に凝縮しており、色も濃厚。ボジョレー・ヌーヴォーのチャーミングな軽やかさとは、名前が似ているだけの別ワインと考えた方がいいでしょう。 カリフォルニアのピノ・ノワール好きにも試してもらいたいワインです。
Beaujolais Villages Cuvee GiGi Georges Descombes