【パーカーポイント96点!】
[ワインアドヴォケイト 2009年6月の試飲]
興味深いことに、私のウェブサイトのビデオブログ用にセラーから取り出した1990年のラフィット・ロートシルトのボトルは、まだボタンが締まっていて、タイトで、長時間デカンタージュしても私が期待するほどには出てこなかった。しかし、2月に韓国のソウルで試飲したボトルは、完璧というには数点足りなかった。そこで、もう1本、セラーから出してきて、2日間、経過を観察してみた。案の定、2日目にはワインはグラスから轟音をあげていた。1990年のラフィットは、私の初期の評価よりもはるかに良い出来栄えだった。まだ固さがあり、進化という点では晩年のようなパフォーマンスだが、杉、タバコの葉、カシス、鉛筆の削りかすのゴージャスなアロマを誇っている。爆発的なアロマに続いて、肉付きがよく、フルボディのワインは5~8年でピークを迎え、さらに25~30年続くだろう。
[Robert M. Parker, Jr.氏による評価 飲み頃予想2014 - 2044年]
Chateau Lafite Rothschild