《ボジョレー・ヌーヴォーの勢力図》
日本で一番人気なボジョレー・ヌーヴォーをつくる生産者はジョルジュ・デュ・ブッフです。ただし彼のボジョレー・ヌーヴォーは、スーパーやコンビニなどでもよく見かける普及品という認識。
ワイン初心者を脱した人たちが好むボジョレー・ヌーヴォーとしては、フィリップ・パカレやルロワなど、ブルゴーニュ全域で名をはせる生産者が人気のように感じます。ボジョレー地区の生産者として人気が高かったのが、「マルセル・ラピエール」でしょう。
ボジョレー・ヌーヴォーとしてワインが輸入される生産者の多くは、ヌーヴォー以外のワインは見かけません。しかしマルセル・ラピエールは別。新酒じゃないボジョレーもやはり高品質で、多く流通しています。信頼感は抜群です。
そのあとを継ぐ生産者が、「ラピエール・シャヌデ」です。
《生産者について》
「フランス自然派ワインの父」と呼ばれたマルセル・ラピエール氏。 彼は2010年の秋、がんによってこの世を去りました。
偉大な父の早すぎる死を乗り越え、長男マチュー・ラピエールは偉大な父の跡を継ぎました。この新酒は例年通り、マルセル氏の妻マリーがオーナーを務めるシャトー・カンボンから採れたブドウを使用しています。
ビジネスパートナーであるジャン=クロードシャヌデ氏とガッチリと手を組んでつくるボジョレー・ヌーヴォーです。
《このワインについて》
例年のボジョレー・ヌーヴォーは、華やかな果実味とスムースな飲み心地が魅力なやさしい味わい。エキス分をしっかりと感じる、飲み飽きない赤ワインです。
故マルセル・ラピエール氏の意思を継いだ人々が贈る珠玉の1本をお楽しみに!
※予約商品と通常商品を同時注文頂いた場合、解禁日にあわせてまとめての出荷となります。通常商品は《出荷時に》在庫のあるヴィンテージとなり、注文時と異なる場合があります。
※このワインは醸造・瓶詰に至るまで亜硫酸を極力使用せず、無濾過で瓶詰されます。そのためブドウ由来の成分が沈殿する澱(おり)が発生する場合があります。飲用しても問題はありませんが、口当たりは悪いので、抜栓前にボトルを落ち着かせて静かにグラスに注いでお楽しみください。
※酸化を防ぐ目的で発酵時に発生する炭酸ガスを意図的に閉じ込める場合があります。わずかに発泡感がある場合があります。
Beaujolais Nouveau Lapierre & Chanudet