《このワインについて》
輸入元のマスダ様が2020年2月に企画した南アフリカワイナリーツアー。それに参加した当店片山を含むメンバーでブドウを収穫し、昔ながらの足踏みで破砕したものがワインになって届きました!
(作業前にはきちんと足を洗いました!)
醸造責任者のターシャスが、このワインから訪日時に見つけた「七味」に近いものを感じ取ったため、この名前がつけられました。完全に日本のための限定生産ワインです。
ブドウはヘルダーバーグにある1972年植樹の畑。ステレンボッシュのほぼ中央に位置し、平坦な畑で昼間は非常に暑くなるため、ブドウはよく熟します。足ふみしたあとの24時間冷やし、そこから全房のまま発酵。100Lの小さなオーク樽で12か月熟成されました。恐らくですが、我々が踏んだ分だけでなく他のシラーズも加えて、味わいを整えてくれています。
《生産者について》
ステレンラストは、ステレンボッシュのポタラリーヒルズとヘルダーバーグに畑を持つワイナリー。合計200haもの畑をもつ比較的大規模な生産者で、様々なブドウ品種をつくっています。家族経営を続けており、フェアトレードの認証も受けています。2012年のロンドンオリンピックの際には、公式ワインとしてふるまわれました。
《テイスティングノート》
開けたてはユーカリやスミレ、カシスのようなアロマの奥に、ブラックオリーヴも感じます。2日目になると樽のロースト感が増してきました。口に含んだ時の方が樽熟成由来のバニラ香をしっかり感じ、まだ若いワインながら口当たりの滑らかさがしっかりあります。飲み込んだ後に口全体を刺激するタンニンと香ばしさが余韻として残ります。
当店には120本限りの入荷予定です。
Stellenrust Shichimi Spice Shiraz