産地 | イタリア > カンパーニャ |
生産者 | クイントデーチモ |
品種 | グレコ 100% |
英字 | Giallo d'Arles Greco di Tufo Quintodecimo |
土壌 | 粘土石灰質、粘土質、凝灰質など区画により異なる |
醸造 | バリック&ステンレスタンク6ヶ月 |
飲み頃温度 | 10~12℃ |
おすすめ グラス | ボルドーグラス |
内容量 | 750ml |
JANコード | 8056734900361 |
輸入元 | フィラディス |
食で有名なナポリを州都とするカンパーニャ州は、ワインの産地としてはそれほどなじみがないかもしれません。しかしそれは地元の人と観光客が作られたものを飲んでしまうから。2世紀ごろから盛んにワインづくりが行われたカンパーニャがワインに適した土地であることは、歴史が示しています。
クイントデーチモはルイジ・モイオが2001年に設立したワイナリー。短い歴史など関係ない。ナポリの醸造大学で教授を務める彼の技術は本物。ブルゴーニュで修業した経験を活かし、品質を追求したワインだけをそれが可能な量だけ生産しています。
彼のつくる白ワインは、間違いなくカンパーニャでトップ。イタリア全土で考えても、有数と言ってもいいでしょう。徹底した収量制限をされた果汁はとてつもないパワーを秘めています。一部をバリックにて熟成されていますが、それを感じさせないほど濃密な黄桃やアプリコットなどの熟したアロマが溢れます。クリーミーな質感を支える力強い酸味があり、今からも十分に楽しめますが、10年程度ではびくともしないだろう熟成能力も感じます。