《生産者について》
クロ・サン・ジャンは100年以上の歴史を持つ生産者で、45haの畑をシャトーヌフ・デュ・パプの非常にいいところに所有しています。しかしながら、その名が知られるようになったのは、2003年以降のこと。天才コンサルタントとして知られる、フィリップ・カンビを招聘してからのことです。歴史ある生産者だけあり、樹齢100年以上のブドウ樹も所有しております。ロバート・パーカーに「地球上でもっとも重要なワインを造り続けている」と大絶賛されて、その人気に火がつきました。
[ワインアドヴォケイト誌 2020年10月の試飲]
2018年のシャトーヌフ・デュ・パプは、超熟したグルナッシュが醸し出すエキゾチックなストーンフルーツ(アプリコットかな)の香りが特徴で、強烈なキルシュの香りやクラッカーのパン粉やダークチョコレートのヒントとマッチしている。フルボディで凝縮感があり、しなやかな味わいの中に強烈なフレーバーが感じられ、最後にほんの少しだけコショウのような温かみがある。いずれにしても、この先6~7年かけて飲みたい、官能的で魅惑的なワインだ。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2020-2027年]
Chateauneuf du Pape Clos Saint Jean