《生産者について》
2001年、ジェフリー・オニールとローレンス・ヴォスティは、新たなカルトワインをつくるべくオニール・ヴォスティ社(現オニール・ヴィントナーズ)を設立しました。
その傘下のブランドとして運営されているのが「エクスタント」。そのコンセプトは「豊かで凝縮されたエレガントな高品質ワインをつくること」です。
それだけ聞くと何ら珍しいことはなく聞こえるでしょう。実際に奇をてらわず王道のワインづくりは決してとびぬけたものではありませんが、その分期待を決して裏切らない味わいです。
エクスタント=現存する、今なお失われず残っている優れたもの
そのコンセプト通り最高品質のワインを求めながら、「カルトワイン」と呼ばれるような評価はいまだ受けていません。その分ワインの価格は全くカルトワインではなく、お求めやすいものです。
世界中のワインが値上がりする昨今にあって、ねらい目と言えるかもしれません。
《テイスティングノート》
カリフォルニアのカベルネらしい、ピュアな果実そのものの魅力を持ち合わせています。ブラックチェリー、カシス、プラム、あまい葉巻の香り、ヒマラヤ杉のアロマ。黒スグリ、バニラ、モカ、黒い果実の味わいが湧き上がるようです。10年から15年の熟成が可能です。
O'neil Vintners Xtant Red Wine