ワインの選び方

ワインはどこで買うのが正解?ネット通販・ワインショップなどのメリット&デメリット

2023年10月5日

ワインはどこで買うのが正解?ネット通販・ワインショップなどのメリット&デメリット 
 
ワインを買える場所はいろいろあります。欲しい銘柄が決まっていないとき、あなたはどこで買いますか?
ワインショップや量販店、ネット通販、それぞれにメリットとデメリットがあります。
その用途やあなたの経験値・予算に応じて適した方法を選べば、より満足度の高い買い物ができるでしょう。
購入場所ごとの特徴を比較して、あなたに適した買い物方法をご紹介します。
 

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ワインの購入場所は様々

 
あなたはワインをどこで買うことが多いですか?
 
PR TIMESによれば、圧倒的なトップはスーパーマーケットです
我々ネット通販は第4位。それも新型コロナウイルスの流行で比率が上がってようやく4位です。
 
 
ワインの購入場所をその性質で比較するとき、もう少し細かく分けていいでしょう。
 
 

ワインが買える場所一覧

 
日本においてワインが購入できる場所はつぎのどれかでしょう。
 

ワインを買える場所

  • スーパーマーケット(ドラッグストアなどを含む)
  • コンビニエンスストア
  • お酒の量販店
  • 百貨店(デパート)
  • 小さな酒屋
  • 小規模なワインショップ
  • 大規模なワインショップ
  • Amazonなどのネットモール
  • ネットショップ
  • ワイナリー
 
 
このそれぞれに特徴やメリット&デメリットがあります。
 
 

買う場所を選ぶ基準

 
どこでワインを買うかを検討する際、重視するポイントは次のようなものでしょう。
 

どこで買うかを選ぶポイント

  • 手軽に買えるか
  • 欲しいものが見つかるか
  • 安く買えるか
  • 品質は確かか
  • ギフト包装などの対応はしてもらえるか
 
このなかでどこにウエイトを置くかは人それぞれでしょうし、どんな用途でワインを探しているかにもよるでしょう。
 
どこで買うのがいいかを考えるとき、欲しいワインが決まっているかどうかがまず重要です
 
 

欲しいワインがあるときの購入場所

 
「〇〇を△本欲しい」というように購入したいワインが明確に決まっている場合。
どうしても今日必要ということでなければ、ネット通販が最も手軽でお得であることが多いです。
 
ただし生産本数が少なく人気の高いワインの場合は、事情が変わることもあります。
 
 

ネット通販でワインを買うなら

 
買いたいワインの銘柄が決まっているなら、Googleの検索窓にそのワイン名を入力するのが最短ルートです。写真があればGoogleレンズでも検索できます。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングといったモールで検索してもいいでしょう。
それぞれの特徴は後述します。
 
1つの店舗がそろえることのできるワインの種類に対して、日本に流通しているワインの種類はあまりに膨大です。どこでも売っているワインなんてほぼなくて、たまたま入ったお店にちょうど欲しいワインがある可能性はほとんどありません。
 
 
でもネット通販なら潤沢に流通しているワインはたいてい見つかります。早いときは翌日、遅くても1週間程度で手元に届くでしょう。
 
 

レアワインはリアルショップの方が見つかるかも

 
ただし生産量が少ないレアワインは別です。
需要に対して供給が追い付いていないワインは、たくさんの人が見ているネットモールではすぐに売り切れます
リアルショップの方が残っていることもよくあります。特に地方のワインショップには掘り出し物があるという話もよく聞きます。
 
とはいえ高級なレアワインを探し求める方には、私がいまさらワインの買い方を紹介するのは釈迦に説法でしょう。
 
 

ワインの選びやすさで比較する

 
ワインを購入するつもりではあるが、銘柄は決まっていないとき。
例えば週末に飲むワインを数本買っておこうとか、誰かに贈るワインを探しているなど。
 
そういう場合にはワインの選びやすさも重要です。
 
 

自分で選ぶか相談するか

 
ワインの知識があまりない。でもワイン選びに失敗したくないなら、素直に専門家に相談することです。
専門家がいるところでワインを買えばいいのです。
 
 
大小のワインショップや百貨店なら相談できる人が必ずいます。お酒の量販店や小さな酒屋でも、ある程度は相談できるでしょう。
スーパーやコンビニで相談しようと考えるひとはいないはずです。自分で選ぶほかありません。
 
ネットショップも基本的には自分で選ぶのですが、相談することもできます。ただしあなたが購入したい時間とショップの営業時間が合わなければ、レスポンスは遅いでしょう。
 
 

詳しく相談したいなら小規模ワインショップ

 
中でも専門性が一番高いのは、小規模なワインショップです。店主さんが全てのワインを選んで仕入れていることが多く、そのまま店主さんに相談できれば確かな案内を受けられるでしょう。
 
大規模なワインショップにも知識を持ったスタッフはいますが、複数人でワインを選定していることが多く、一人が全てのワインを把握していないかもしれません。またスタッフが何人もいれば、知識やスキルの差はどうしてもあるでしょう。
 
 
百貨店の売り場に立って接客している人は、たいていは派遣会社のスタッフです。ワインの有資格者であることが多く、ある程度の知識を持って接客してくれますが、売り場全てのワインを把握しているわけではありません。それに派遣費用をそのブースに並んでいる輸入会社が出している場合が多いため、担当しているワインをどれだけ売るかが成績となります。
売り場の中で『売りたいワイン』があるというのは知っておくべきです。
 
 

専門家にスムーズに相談するコツ

 
ワインを買うときに相談できることを重視される方は、「どんなワインがお好みですか?」って聞かれても困っちゃいますよね。
あらかじめ相談内容を決めておけば、売り場でのやりとりがスムーズです
 
ワインを提案する側としてありがたいのが、好きなワインを教えてもらえることです。例えばレストランで飲んだときに撮影したボトル写真など。
 
この写真とこの写真のワインが好きなんだけど、〇〇円くらいでおすすめある?
 
 
自分で飲むワインを買う場合は、この方法がおすすめです。「もうちょっと渋くないものを」など注文をつけてもいいでしょう。
 
ギフトで探している場合は、予算と贈る相手に関する情報をなるべく詳しく伝えることでしょう。味の好みはたいていわかりません。それでもワインを飲む頻度や年齢なども選び方のヒントになります。
 
 

ワインを相談する場合のデメリット

 
このデメリットは、提案されたワインの中から買わないといけないということです。絶対ではないのですが、いろいろ紹介されていながら「やっぱやめとくわ」と何も買わずに帰るのは、ちょっとやりづらいという人も多いでしょう。
もちろん、提案内容が魅力的でなかったなら、他で探すべきです。でもプレッシャーは感じますよね。
 
小さなワインショップや酒屋は、入って何も買わずに出ていくというのがちょっと気まずい。何か買うつもりで入らないといけないという点で『手軽さ』は少しマイナスです。
大きなショップなら、見るだけ見てしれっと出ていくことも難しくないでしょう
 
その最たるものがネットショップ。気軽にアクセスできる代わりに、見ても何も買わない人がほとんどです。
 
 

相談しない場合の選び方

 
相談しないなら自分で選ぶほかありません。「お店の品揃えを見ながら、自分でゆっくり選びたい」という人もいるでしょう。
 
その際に判断材料となるのは、値札やポップ、ワインのラベルやバックラベルです
スーパーに並んでいるようなワインは、裏面に説明が書かれてあるものも結構あります。
 
 
値札の説明と言ってもそう長々とは書いてないはず。少ない情報量から判断しなければいけません
その点でコンビニのような品数の少なさは、むしろ選びやすくてメリットでしょう。ただし欲しい価格帯やタイプに当てはまらなければどうしようもありません。
 
自分で選ぶために提供される情報量が最も多いのはネット通販です
中でもモールに属していない自社通販サイトが最も情報量が多く、次いで楽天市場が商品ページの自由度が高いです。
 
ただし選択肢が膨大であるため、ある程度ワイン選びの指針を自分の中に持っていないと、1本を選ぶ前に疲れてしまうでしょう。
 
 
最もゆっくり選べるのはネットショップ。次いで大型店舗でしょう。ショップ店員と話すのが苦手で自分でゆっくり選びたい人は、このどちらかがおすすめです。
 
 

口コミを参考にするなら

 
他の消費者のレビューを参考にできるのは、ネット通販の大きなメリットです
特にAmazonは構造的に多くのレビューがたまりやすいです。複数の店舗が同じ商品を出品していた場合、商品ページが1つにまとめられる仕組みだからです。
 
「お店の書くことはいいようにしか書かないから、一般消費者の意見の方が参考になる」
悲しいかなこういう方もいるのは存じております。
 
 
しかし近年はモールのレビューに頼らなくても、Vivinoというアプリがあります。世界中の消費者が投稿するので、レビューの数では圧倒的に多いです。
スマホでアプリを見ながら探すなら、実店舗における情報量の少なさもいくらか補われるでしょう。
 
 

品質管理の視点で購入場所を考える

 
ワインは保管状況によっても大きく味を変える飲み物です。高温や極端な温度変化、直射日光などにさらされたワインは、本来の味わいを損なうことがあります
 
安いワインを買ってすぐ飲むなら、それほど気にならないかもしれません。しかし高価なワインを買って自宅で熟成させるなら、品質管理のしっかりしたところで購入しないと後悔します。
 
 

ワインの理想的な保管環境

 
ワインは温度が一定な冷暗所で保管されるのが、最も美味しく熟成すると言われます
厳密に最適な温度というのはわからないでしょうが、15~20℃くらいの間、湿度が高く乾燥しないところ。光が入らず振動が少ないところが良いとされます。
 
 
生産国ではワイン貯蔵庫として、洞窟を利用するところもあります。
日本で洞窟を所有している人は少ないでしょう。最適なのはワイン用に温度調整された定温倉庫。そしてワインセラーです。
 
こういった理想的な環境ではないところに保管したからといって、ワインがすぐに劣化するわけではありません。熱のダメージは数か月後、数年後に現れることが多いと聞きます。
ゆえに保管環境がちょっと悪くても、すぐ飲むワインならそれほどデメリットになりません。
 
 

案外悪くないコンビニやスーパー

 
コンビニやスーパーのワイン置き場は、別に特別な温度管理をされているわけではありません。ワインの保管には少し温度が高いですし、人が多く通るので振動にもさらされます。
しかしコンビニは24時間快適な温度に保たれていますし、スーパーも食品保全のため室内温度は低めです。なので陳列環境に関してはそう悪いものではないといえます。
 
 
ただしその流通経路は心配です。店頭に並ぶまでに保管している倉庫は、我々消費者の目に触れません。どんな環境でどれくらい保管されていたか、わからないのです。
ワインがあまり売れておらず、品物が回転してなさそうなところで買うのは、リスクが高いかもしれません。
 
 

安心なのはワインショップ

 
品質の点で一番安心なのは、大小のワインショップや百貨店でしょう。品質管理の重要性を理解した人がいるからです。
 
 
お酒の量販店もおよそ安心していいでしょう。チェーンのディスカウントストアであったとしても、仕入れを決めている人はワインに精通しているはずです。
 
昔ながらの小さな酒屋の中には、はた目から見ても「ちょっとここでワインを買うのは怖いな」というところがあります。店頭の明るく暖かいところにワインを並べているようなところでは、買ってはいけません。
 
 

ネット通販はわからないところもある

 
ネット通販といっても、そのワイン倉庫は様々です
小さなところだと、実店舗と在庫を共有しており、注文が入れば売り場からとって出荷というところもあります。この場合はワインショップで買うのと品質管理は変わりません。
 
弊社のようにワイン専用の定温倉庫を構えているところもあります
あるいはワインの保管だけでなく発送業務を請け負う倉庫業者に預けている場合もあります
保管環境としては理想的といえます。ただし当然コストは高いです。
 
 
ネットショップの中には、品質管理がしっかりしていないところもあると聞きます。そして初見ではそれが判別できないのが難しいところです。ワインショップなら入ってみた感じや店主さんの様子で、信頼できるかどうかがなんとなくつかめるでしょう。ネットショップだとそうはいかないのです。
 
何回か失敗してもいい価格のワインを買ってみて、味を確かめてみる。あるいは評判を調べる。そうするしか判断方法はないでしょう。
 
 

Amazonで買う際は時期と発送元に注意

 
AmazonにはFBAという仕組みがあります。Amazonの倉庫に商品を預けることで、保管や発送を請け負ってもらえるのです。夜間でも発送作業を行うので、その発送スピードは真似できるものではありません
小売店にとっては利益率の問題でなかなか利用しにくいのですが。
 
ただしこのFBA、ワインは基本的に常温保管の常温発送です
冷蔵の食品などもありますので、冷蔵品として扱ってもらうことができなくはないです。すると今度は送料の問題が発生します。冷蔵扱いのためにクール便料金を上乗せして販売する方法もあるのですが、すると複数本購入された方が本数分クール便料金を支払うことになり、損をしてしまいます。
 
よってAmazon発送のワインは基本は常温便。劣化していることはないのか、皆様の経験を聞きたいところです。
 
当店もAmazonに出品していますが、発送は当店から行っています。クール便についてはそのチケットを同時購入してもらって対応しています。夏場は結構利用いただきます。
「クールで発送するか選ぶ」という商品があまり多くないのでしょうね。お客様にとっては面倒なシステムなのですが、現状これが最善です。
 
 

ワイン価格の点で比較する

 
同じワインを買うなら、誰しも安く買いたいもの。
どこで買うのが一番お得なのでしょうか。
 
 

高いのは百貨店と小さなワインショップ

 
百貨店のワインは基本的に定価販売です。駅から近い一等地にあり、多くの人件費をかけて販売しています。販売コストが高いのですから、利益を削っては商売成り立たないのでしょう。
その分、試飲販売を行っていたり、簡単なギフトラッピングが無料だったりと、サービスは充実しています。
 
 
小さなワインショップの場合も定価販売が多いです
地域密着型で、その店主さんの人柄を気に入った人がワインを相談して買っていく。そういうスタイルなら他と価格を比較されることがないので、値引きする理由がないのです。
 
大型のワインショップの場合はまちまち。そもそも大きなワインショップというのがそう多くはないのですが、あまり安くないところもあれば、ネットショップに合わせて値引きして販売しているところもあります。
 
 

ネットが一番安いとは限らない

 
安く買うためにネットショップを利用する方は少なくないでしょう。しかし必ずしも最も安いとは限りません
 
楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールでは、簡単に価格の比較ができます。だから売り上げをつくりたければ、人気の商品を最安値にすれば、確実に注文は入ります。
しかし闇雲にそれをやっても利益は残りません。モールに出店しているなら販売手数料がかかります。出店にかかる固定費と販売金額に応じてかかる手数料、ポイントやアフェリエイト費用などを合計すると結構なパーセンテージです。商品代金からワインの原価、モール手数料を引いたところから、発送の費用や人件費などがさらに必要。そんなに無茶な値引きはできないのです。
 
 
一昔前は利益度外視で安売り合戦をしているようなワインもありました。しかしここ数年、売り上げ上位店舗ほどきちんと考えた値付けをするようになってきています。
モール手数料のかからない実店舗の方が、あるいは大きな値引きができるのかもしれません
ポイントの倍率アップなども上手に使って、ようやくお得といえるくらいでしょう。
 
それに通販は送料がかかります。「送料無料」と書いてあっても、それは商品代金に含まれているだけです。
送料は本数や距離では変わりますがワインの価格では変わりません。手頃なワイン数本だと相対的に送料は割高になってしまいます
 
 

使い方によってはディスカウントストアが安い

 
スーパーでのワインは、食品とのついで買い。それに対してお酒の量販店は、日ごろ消費するお酒をまとめ買いしにいくところでしょう。それゆえ価格請求に力を入れているお店が多いです。
価格比較されやすいビールが安いからといって、ワインまで安いかはなんとも言えないところ。でも百貨店などに比べれば安いのは確かです。
 
 
利便性は家や職場からのアクセス次第。手軽に利用できる位置にあるのであれば、デイリーワインをこまめに買い求めるには最も手頃かもしれません。
 
 

直売所は基本安くない

 
「中間業者が入るから高くなる。ワイナリーで買ったら一番安いのでは!?」
実はこれ間違いです。ワイナリーで購入しても基本定価です
 
当然利益率から考えたら、値引き販売もできます。でもそれをしてしまうと、販売に協力している酒販店が面白くないですよね。
日本のほぼ全国にワイナリーがあり、直売所を構えているところも少なくありません。でも「安く買おう」として訪れても期待外れでしょう。
ただしワイナリー限定商品がある場合もありますし、そこで見て感じられるものはプライスレスです。
 
 

まとめて比較 購入場所のメリット&デメリット

 
以上のような考察をもとに、次の観点からワインの購入場所を比較します。
 

比較ポイント

  • 品ぞろえの幅広さ
  • 接客の専門性
  • 提供される情報量
  • 取り扱い商品の価格帯
  • 同じ商品における値引き率
  • 品質管理における信頼性
  • 購入の利便性

 
ただしどうしても「お店による」というものがあります。
たとえば「☆☆★★☆」という表記なら、「中程度からやや高いあたりでいろいろ」ととらえてください。
 
 

スーパーマーケット(ドラッグストアなどを含む)

 

スーパーマーケット

品ぞろえの幅広さ ★★☆☆☆
接客の専門性 ★☆☆☆☆
提供される情報量 ★★☆☆☆
取り扱い商品の価格帯 ★☆☆☆☆
同じ商品における値引き率 ☆☆★★☆
品質管理における信頼性 ★★★☆☆
購入の利便性 ☆☆☆★★

  
日々必要な食料品と一緒に購入できる。その利便性はやはり圧倒的で、ワインがもっとも売れている場所というのも頷けます。
接客は受けられないですが、そもそも手頃な価格のものしかありませんし、目についたものを1本ずつ試すということもできるでしょう。スーパーにもよりますが、他と比べての価格はそう高すぎることはありません。
 
 

コンビニエンスストア

  

コンビニエンスストア

品ぞろえの幅広さ ★☆☆☆☆
接客の専門性 ★☆☆☆☆
提供される情報量 ★★☆☆☆
取り扱い商品の価格帯 ★☆☆☆☆
同じ商品における値引き率 ★☆☆☆☆
品質管理における信頼性 ☆★★☆☆
購入の利便性 ☆☆☆☆★

  
コンビニワインの品揃えは、ここ数年でずいぶん向上しているように感じます。コンビニ限定で小さなサイズが置いてあったりと、利便性は高いです。「ワインを急に飲みたくなったときでも購入できる」これが一番です。
 
 

お酒の量販店

  

お酒の量販店

品ぞろえの幅広さ ☆★★★☆
接客の専門性 ☆★★☆☆
提供される情報量 ★★☆☆☆
取り扱い商品の価格帯 ★★★★☆
同じ商品における値引き率 ☆☆★★★
品質管理における信頼性 ☆☆★★☆
購入の利便性 ☆☆★★☆

  
 
量販店も基本的には値札を見て自分で選ぶスタイル。情報量は少なめです。
欲しいものがなかったら買わずに帰りやすい」という点や、おつまみも豊富に売っている点で利便性は高いです。
ただしそんなに店舗数が多いわけではないので、生活圏にあるかどうかがカギです。
 
 

百貨店(デパート)

  

百貨店(デパート)

品ぞろえの幅広さ ☆★★★☆
接客の専門性 ☆☆☆★★
提供される情報量 ☆★★★☆
取り扱い商品の価格帯 ☆★★★★
同じ商品における値引き率 ★☆☆☆☆
品質管理における信頼性 ☆☆☆★★
購入の利便性 ☆☆☆★★

  
基本は接客を受けて購入する前提に設計されているため、値札の情報は少なめのところもあります。高級なイメージがあるかもしれませんが、案外売れ筋は2000円前後のワインである場合も。価格帯の幅は広いです。
試飲販売が常設されているところもあり、安くはありませんが普段使いも特別な日用途も買いやすいでしょう。
 
 

小さな酒屋

  

小さな酒屋

品ぞろえの幅広さ ☆★★☆☆
接客の専門性 ☆★★★☆
提供される情報量 ★★☆☆☆
取り扱い商品の価格帯 ★★★☆☆
同じ商品における値引き率 ★★★☆☆
品質管理における信頼性 ☆★★☆☆
購入の利便性

  
 
小さなワインショップとの違いは、ワインはいろいろなお酒を置くなかの一つであること。だから品揃えは少な目です。
正直、町の小さな酒屋というものをあまり利用したことがないため、詳しいことはわかりません。
何かレアなお酒を扱っているとか、特別な理由がない限り、入るのに勇気がいると感じています。
 
 

小規模なワインショップ

  

小規模なワインショップ

品ぞろえの幅広さ ☆★★☆☆
接客の専門性 ☆☆☆☆★
提供される情報量 ☆★★★★
取り扱い商品の価格帯 ☆☆★★☆
同じ商品における値引き率 ★☆☆☆☆
品質管理における信頼性 ☆☆☆☆★
購入の利便性 ☆★★☆☆

  
 
小規模ならばワインの品ぞろえも300~500本程度であることも多いです。ただし特定の地域に特化したお店なら、あなたの好みとあえば欲しいワインは見つかりやすいかもしれません。
小さなワインショップも接客前提であるため、ワインには値段しか書いてない場合も多いです。聞けばたくさん情報をもらえますが、聞かなければわからない。そして聞いたなら何か買わないと・・・というわけで利便性は低めです。
しかしある程度利用して自分の好みをわかってもらえたなら、あとはお任せでハズレなし。自分にとって唯一無二の場所になります。少々の価格差は飛び越えて、最もコスパ良くワインを入手できる場所になります。
 
 

大規模なワインショップ

  

大規模なワインショップ

品ぞろえの幅広さ ☆☆☆★☆
接客の専門性 ☆☆☆★★
提供される情報量 ☆☆★★☆
取り扱い商品の価格帯 ★★★★★
同じ商品における値引き率 ☆☆★★★
品質管理における信頼性 ☆☆☆★★
購入の利便性 ☆☆★★☆

  
大規模なワインショップは1000種類を超える品揃えがありますが、それでもネット通販ほどではありません。
スタッフ全員のスキルが高いわけではないので、接客を受ける際は誰に相談するかも重要でしょう。
多くのお客様を迎える以上、値札の作成にも注力していますし、ポップなどでも選びやすい売り場づくりをしてることでしょう。相談して選ぶのも自分で選ぶのも利便性が高いです
しかし大型店はなにしろ数が少ないので、わざわざ行かないといけないのが面倒です。
 
 

Amazonなどのネットモール

 

Amazonなどのネットモール

品ぞろえの幅広さ ☆☆☆☆★
接客の専門性 ★☆☆☆☆
提供される情報量 ☆☆☆★★
取り扱い商品の価格帯 ★★★★★
同じ商品における値引き率 ☆☆☆★★
品質管理における信頼性 ★★★★★
購入の利便性 ☆☆☆☆★

  
スマホ一つで注文できて明日届く。利便性は間違いなく最高です。
ワインの中にはネット販売不可というものもあるので、すべてのワインが手に入るわけではありません。でも流通量はとても飲みつくせないほどの種類です。豊富な情報をもとにじっくり選んで、一番安いところで買うことができます。
ただし購入するショップを吟味していないと、残念な取引になる可能性も秘めています。
 
 

ネットショップ

 

ネットショップ

品ぞろえの幅広さ ☆☆★★☆
接客の専門性 ★☆☆☆★
提供される情報量 ☆☆☆★★
取り扱い商品の価格帯 ★★★★★
同じ商品における値引き率 ☆☆★★★
品質管理における信頼性 ☆☆☆☆★
購入の利便性 ☆☆☆★★

  
上記のモールと違って、「〇〇店からネットで買う」という場合です。きっと品質の審査はパスしたから、「ここで買おう」となっているのでしょう。価格優位性もあるはずです。
実店舗と違って立地に縛られないので、品揃えは多めであることが多いです。
提供されている情報が詳しいものなら、ワイン選びに迷って相談しても、きちんとした提案をもらえるでしょう。
 
 

ワイナリー

  

ワイナリー

品ぞろえの幅広さ ★☆☆☆☆
接客の専門性 ☆☆☆★★
提供される情報量 ☆☆☆★★
取り扱い商品の価格帯 ☆★★☆☆
同じ商品における値引き率 ★☆☆☆☆
品質管理における信頼性 ☆☆☆☆★
購入の利便性 ★☆☆☆☆

  
まずどこのワイナリーでも行けば買えるわけじゃないです。事前に下調べは必須です。
受け入れ態勢があるならば、そこのワインについてどこよりも詳しい情報が得られるはずです。
当然ワインの状態はバッチリでしょう。
 
しかしそもそもそのワインのことを知っていないと行かないですよね。なので「何かワイン欲しいな、選んで買おう」という用途とは違うでしょう。
 
 

上手に使い分けてもっとワインを楽しもう

 
ご紹介したように、ワインを買う場所はいろいろあって、それぞれにメリットとデメリットがあります。
当店はネットショップですのでそのいいところばかりをアピールしたいのはやまやまですが、嘘は言えません。
だから「自分はここでしか買わない」と選択肢を狭めるのではなく、上手に使い分けることをおすすめします
 
 
普段飲みのワインはスーパーや量販店で適当に選ぶけど、ギフト用のワインは百貨店で店員さんに相談する。
セラーに山盛りワインは入っているけど気軽に開けられるものがなくて、近所のコンビニで今日飲むワインを買う。
 
ネット通販には手軽さと利便性がありますが、対面販売には人と人とのつながりという良さがあります
それぞれの特徴を把握して、ワインを飲むことだけでなくワインを買うことも楽しんではいかがでしょうか。
 





※投稿に記載しているワインのヴィンテージ・価格は執筆時のものです。現在販売しているものと異なる場合があります。
購入の際は必ず商品ページにてご確認ください。




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