《生産者について》
シャルトーニュ・タイエは1683年にブドウ栽培家としてスタートしたレコルタン・マニピュラン。かつてはグラン・クリュと同等と扱われていた「メルフィ」の村に畑を持ちます。現当主アレクサンドル・シャルトーニュは、ジャック・セロスでシャンパンづくりを学んで実家に戻りました。単一区画からその畑の特徴を表現するリューディ・シリーズに力を入れており、瓶内熟成の期間がさほど長くないのもブドウの個性をよりハッキリさせるためです。
その人気はRMのシャンパーニュの中でもトップクラスであり、日本のワイナート誌でも取り上げられるなど世界中から注目を集めています。
《このワインについて》
レ・クアールはメルフィの畑の中央にある単一畑。砂が混ざった粘土が豊富な土壌で、地表から80cm下にはチョークの層があります。すぐ近くにあり同じくピノ・ノワールが栽培されているレ・ゾリゾーとは土壌が異なるため、よりミネラル豊かな味わいとなります。比べるならそこに注目すると興味深いでしょう。飲みごたえ、エレガンス、軽やかさを兼ね備えている素晴らしいシャンパンです。
Chartogne Taillet Rose