日本とオーストラリアの友好を記念して、2005年の「愛・地球博」にてお披露目。5月27日-6月3日の「シドニー・ウィーク」中、VIP試飲用にもサービスされ、たいへん好評を得たワイン!今年も入荷しました!
ワイナリーのある カウラ地区はカウラ戦争捕虜収容所や、大戦終結の一年前の1944年8月5日におきた日本人捕虜400人以上の集団脱走事件で知られているそうです。戦後カウラの住民は様々な和解活動を行ないましたが、その一環として日本人戦没者共同墓地と桜並木でつながれた有名な日本庭園の造営等行なわれました。このワインの印象的な桜は、その桜並木の桜をデザインしたものです。
このワインに使用されるブドウは収量を抑え、またその中でも選りすぐられた一部のブドウのみ使用されています。優しく搾られた果汁は開放槽に移され、20-25℃に醗酵温度を保ち、日に少なくとも5回手作業で果汁をかきまわし、充分に果皮が果汁と交わるよう促します。果汁は圧搾されのち、アメリカンオークの新樽に移され樽醗酵に移ります。
熟したベリー。コヒービーンズやバニラの香り。味わいはリッチなベリー類、リコリスのニュアンスを感じます。よく熟した豊かなタンニンが力強さを加えています。
リリース直後でも美味しく飲めますが、3年ほど寝かせることでぐっと複雑味を増します。それから10年くらいは熟成するポテンシャルがあります。
Sakura Shiraz Windowrie Estate