《生産者について》
ロワール地方にてシュナン・ブランの銘醸地といえば?ヴーヴレやサヴニエールを挙げる人は多くても、「ジャニエール」を思い浮かべる人が少ないのでは?
衰退をたどっていたその小さな生産地を復興に導き、その評価を高めているのがエリック・ニコラ氏の「ベリヴィエール」です。
栽培にはビオディナミを採用。「ヴィンテージの違いは魅力だ」との考えから、その年の自然もワインの中に表現するスタイルです。辛口のワイン、甘口のワインともに高品質なものをバリック熟成でつくっています。
《このワインについて》
このワインの畑は、植樹密度がなんと1haあたり4万本!ニューワールドの産地と比べると雨の多いヨーロッパでは、植樹密度が高い方が樹が水や栄養を奪い合うので、根を地中深くに伸ばし品質が上がると考えられています。とはいえブルゴーニュでも1haあたり1万本くらい。ニューワールドだと2000本程度も珍しくありません。
この密植により風味の凝縮度が素晴らしく高い!そのブドウのパワーを受け止めるべく、新樽100%のバリックで樽発酵・樽熟成します。
繊細でスッキリとした白ワインというシュナン・ブランのイメージ。それをまるっきりひっくり返すパワフルな辛口ワインです。
Jasnieres Vigne en Foule Domaine de Belliviere