《生産者について》
ムルソーでいま最も注目を集める若手生産者が、ピエール・ボワッソンです。
ドメーヌは1954年設立で現在3代目。ムルソーを代表する生産者であるコシュ・デュリのラファエル・コシュとも親しく、その影響を色濃く受けています。
「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインは良くなる」という信念のもと、緊張感のあるワインをつくっており、コシュ・デュリと共通する還元的なスタイルが持ち味です。 兄のピエール、妹のアンヌに畑を生前贈与しており、「アンヌ・ボワッソン」父親の「ボワッソン・ヴァド」の名義も並行して使用されますが、実質一つのドメーヌです。
《このワインについて》
ブドウはムルソーの村にある「Les Vaux」などの区画と、コート・シャロネーズのブドウを使用。アルコール発酵、マロラクティック発酵は樽で行い、新樽比率25%のバリックで18か月熟成しました。
フレッシュな風味と力強さを兼ね備えた、レベルの高いブルゴーニュ・ブランです。
Bourgogne Blanc Pierre Boisson