《生産者について》
1600年よりワイン造りを続けているモーゼルの名門。それがゼルバッハ家です。
単に伝統を踏襲するだけではありません。現オーナーのヨハネス氏は、モーゼルで醸造の基礎を学んだうえでアメリカでビジネスコンサルタントの経験も積んでから、この地に帰ってきました。そうして国際的な視点を養うことで、より一層ベルンカステル地区の魅力を明らかにしているのです。
《このワインについて》
ゾンネンウーアの西側に隣接するシュロスベルクの畑。ツェルティンゲンの街の背後にそびえるような急斜面の畑です。
ワインは伝統的な大樽(1000Lのフーダー)で発酵・熟成。これは代々繰り返し使っているもので、80年以上になるといいます。
ゼルバッハ家が「日本のワイン愛好家の方に飲んでもらいたい!」と、ワイナリーで熟成させていた古酒を数量限定でわけてくれました!
《テイスティングノート》
1987年は冷涼なヴィンテージだっといいます。ブドウはゆっくりと成熟し、リースリングらしい高い酸を蓄えたものとなりましたが、それは高い熟成能力を意味します。
ハーブや茶葉のようなアロマ、青色粘板岩の土壌からくるミネラル感があり、熟成によってスモーキーなニュアンスも現れています。
Zeltinger Schlossberg Riesling Halbtrocken Selbach Oster