《生産者について》
チリのワイン産地は、首都サンティアゴよりも南に多く分布しています。一方、このヴィーニャ・ファレルニアがあるのはエルキ・ヴァレー。チリの北端にある産地です。緯度が低くもちろん温暖、暑くなりがちなのですが、海風の影響を受ける土地や標高の高いところに畑をつくることで、ワインづくりに最適な環境を見出しています。
ファレルニアの所有するブドウ畑は320ha。そこに100haの契約畑を加えてワインをつくります。雨がほとんど降らない環境のため、土地よりも水の方が高価だといいます。
《このワインについて》
ファレルニアが造るラインナップで、文字通りNo.1のキュヴェです。樽100%で造った最初のワインであること、それぞれ最も良い区画のブドウを使用していることからその名前が付けられました。ワインメーカーのジョルジョが、移住して3代となるオーナーのオリヴィエ家にちなんで3種のブドウを使って造りました。カベルネとシラーはフレンチオーク、カルムネールはアメリカンオークの樽で12ヶ月熟成させます。
《テイスティングノート》
赤いベリーやバニラ、チョコレートの甘い香りと濃厚な風味が感じられます。樽は強すぎず、何かの品種が偏って感じるようなこともない、バランスの取れた味わいです。タレのかかったお肉、BBQに使いやすいワインです。
Number One Vina Falernia