[ワインアドヴォケイト 2019年12月]
このシュレーダーの新ラベルはまだ2度目のヴィンテージにすぎない。この2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンのモナスティ・ブロック・ト・カロン・ヴィンヤードは、オークヴィルのト・カロン・ヴィンヤードのロバート・モンダヴィ所有区画のモナステリー・ブロックに植えられたクローン169から造られている。100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、100%ダナジューのフレンチオーク新樽で熟成されている。非常に深い紫黒色の樽サンプルである2018年は、ブラックフォレストケーキ、ブルーベリーパイ、熟したカシスの香りに加えて、乾燥したバラ、紅茶、鉛筆の芯、下草のタッチとベーキングスパイスの余韻がグラスから楽々と出てくる。ミディアムボディで、味わいはとてもエレガントでとても濃厚で、しっかりとした粒状のテクスチャーと大胆なフレッシュさを持ち、余韻は長く、何層にも重なっている。316ケースが生産される予定だ。
[Lisa Perrotti-Brownの試飲]
Schrader Beckstoffer To Kalon VYD MB