《生産者について》
世界に輸出していくことも視野に入れたかのような、今風でシンプルなエチケットは若いワイナリーを想像させますが、設立は1952年。「五味果汁工業株式会社」としてスタートし、その後「五味葡萄酒株式会社」としてワイン造りをスタート。2019年に「駒園ヴィンヤード」に社名変更しました。
「自然に寄り添うワイン造り」を経営理念とし、4か所2haの自社畑と契約農家のブドウから、年間約35000本の日本ワインをつくります。
《このワインについて》
駒園・川窪・西野・竹森と4つの畑の中で、2haの駒園圃場は1952年からブドウを栽培する自社畑。中には樹齢80年あまりという古木もあるといいます。
特に甲州は何度もコンクールで高い評価を受けている自慢のワイン。新樽を使って醸造しているものの、「樽リッチワイン」という感じはなく、しっかりと果実味とのバランスがとれています。それゆえ同じ樽発酵の甲州と比べてもきちんと違いが表れます。
Cru Nishinoとは圧搾方法から酵母・オーク樽まで同じなので、比較してみるのも面白いでしょう。
ある人はこちらの方がフレッシュで親しみやすい印象があると言います。
Comazono Vineyard Tao Comazono Koshu Barrell Fermented