《生産者について》
ソアーヴェ地区テッロッサ・ディ・ロンカ村を拠点に、3世代に渡りワイン造りを行う生産者です。オーナーのアントニオは、非常にストイックで、地元の名門コネリアーノ醸造学校とディジョン大学で醸造を学んだ後、1979年にワイナリーを引き継ぎ、伝統的な方法を探りながら、新しい科学的な方法にも挑戦。また、90年代からサステイナブル栽培を実践、醸造中のSO2添加も極力控えるなど、手間隙をかけブドウの持つポテンシャルを最大限に引き出しています。
《このワインについて》
遅摘みもしくは約1か月の陰干しブドウを10%以上使用しているので、他のソアーヴェにはあまり感じられない、コクとブドウの果実味があります。スタンダードなファットリのルンカリスとは違った味わいと風味をお楽しみください。
《テイスティングノート》
フレッシュで爽やかな風味の中に、遅摘みと陰干しブドウから由来する厚みのあるコクが余韻として長く感じられるソアーヴェ。最初は、キレイな酸味と程よい苦味が感じられますが、余韻にコクとほんのりブドウの果実味が感じられます。
Fattori Soave Danieli