《生産者について》
ガヴィには、全部で11の地域があり、その中で最も古く、かつ高品質なブドウを生産するエリアがロヴェレートです。このロヴェレートはガヴィのグランクリュと言われるほどのエリアです。
この地に1800年代中頃よりガヴィ=コルテーゼだけを造り続けるスペシャリスト、ピコッロ・エルネストがあります。オーナーは父親のエルネスト氏と息子のジャン・ロレンツォ氏。それぞれの夫人と子供のみという、本当の家族経営です。
ピコッロ・エルネストは、ガヴィ村の中でも大変良い畑のロヴェレートの中腹、標高250~300mに有ります。畑は全てなだらかな斜面です。ブドウの殆どは70年以上の古木。作るブドウは、コルテーゼのみで、畑はビオロジック栽培です。これにより降雨量の影響をうけにくく、健全な状態で、毎年安定した品質のブドウを収穫できます。かつては栽培・収穫した全てのブドウを、直ぐ近くの名門、ラ・スコルカに販売していましたが、1994年より、アジェンダ・アグリコラとして瓶詰めを開始しました。
《このワインについて》
ガヴィでも最近では、エノロゴを採用したカンティーナが増え、樽を使用する造り手が増えていますが、ピコッロでは、コルテーゼというブドウの個性を大切にする為、全てステンレス発酵・熟成を行っています。また、得意なコルテーゼの品質のみを追求する、他の・他のキュヴェは一切造らない、まさに本物のスペシャリストです。
Gavi Le Rive D.O.C.G. Picollo Ernesto