《生産者について》
クロード・カザルは1897年創業のレコルタン・マニュプラン。この地でもっともエレガントなシャンパーニュを生むと評されるル・メニル・シュール・オジェと、大らかな気品が魅力のオジェの対照的な二つのグランクリュを所有しています。
長い間栽培農家としてボランジェやルイ・ロデレールなどのトップメゾンの、上級キュベ用にブドウを供給していました。供給元となるだけでなく、数々のシャンパーニュ最高のメゾンに契約畑のブドウのプレスから醸造までを一任されていることからも、この生産者の傑出した力量が伺え知れます。
《このワインについて》
生産者を代表するシャンパン「クロ・カザル」のセカンドワインにあたり、次の点が違います。
クロ・カザル|シャペル・デュ・クロ
・畑 どちらも同じ
・区画 樹齢70年以上|樹齢約40年
・熟成期間 8年6か月 | 4年
・発酵容器 ステンレスタンクと一部樽熟
・ドサージュ 2g/L | 6g/L
このように数字的なもので比較するなら確かに劣るものの、高級シャンパンとして決して見劣りしないスペック。それでいて価格は2/3以下です。
優秀な弟分と言えるでしょう。
Chapelle du Clos Claude Cazals