《生産者について》
ドワイヤールはコート・デ・ブランの歴史的な作り手で、その歴史を1677年まで遡ることができます。グラン・クリュを始めとして11haの畑を所有し、1992年からビオディナミによる栽培を続けています。生産するブドウの半分はネゴシアンに売却してしまい、徹底して高品質のワインだけを生産しています。50%はバリックのオーク樽で熟成。ごく一部マロラクティック発酵を行うスタイルです。
2018年が日本に初入荷ながら、その入荷分は即完売してしまうほど、世界が奪い合う生産者です。
《このワインについて》
このブラン・ド・ブランは、コート・デ・ブランの4つの主要グランクリュ(アヴィーズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェ)のブドウを使用。リッチでパワフル、クリーミー。瓶内2次発酵70か月以上。ドサージュ2.0g/L。
[ワインアドヴォケイト 2021年4月]
2020年5月にリリースされた「エクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ2012」は、スモーキーな洋ナシ、白い花、クルミ、ベーキングスパイスの香りがグラスから溢れ出てくる素晴らしいワインだ。主にアヴィーズの畑で作られたこのワインは、フルボディで層が厚く、非常に凝縮感があり、しっかりとした骨格とキレのある酸の背骨が、長期熟成に適したワインであることを示している。深みのあるワインで、熟成させると2008年のワインを超えるのではないかと予想する。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2024-2045年]
Doyard Cuvee Blanc de Blancs Grand Cru