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《生産者について》オーストラリアのヴィクトリア州。プレミアム・ピノ・ノワールの生産者として一時代を築いたバス・フィリップ。後継者のいなかったフィリップ・ジョーンズは、2020年の引退に際し同じアンリ・ジャイエにワインづくりを学んだ、ジャン・マリー・フーリエに後を託しました。2020年から参画予定でしたが、コロナによる渡航制限などもあり、ワインづくりすべてに関わり始めたのは2021年ヴィンテージから。完全にフーリエの手によるバス・フィリップが、今年初リリースです。《2021ヴィンテージについての公式情報》全体的に非常に好ましいヴィンテージ。天候はおおむね穏やかで、春から初夏にかけては平年並みから冷涼だったものの、夏から秋にかけては暖かく、積算温度は1359度。栽培期間の総雨量は488mm。1月から4月の降水は40mmほどでブドウは健康な状態を保った。酸味とpHのバランスは良好だった。収量は6.9トン/haと高いかった。
Bass Phillip Estate Chardonnay