ワシントン州でつくられるカルトワインとしてトップレベルの評価と人気を誇るカユース。そのヴィニュロンであるクリストフ・バロン氏が手掛ける新ブランドがこの「ホースパワー」です。
《生産者について》
クリストフ・バロン氏の祖父の時代、ブドウ畑には馬がいたといいます。その時代にならい、ビオディナミによる有機農法だけでなく馬による耕作もこの地域で初めて導入。リリース以来すぐに評価誌で高得点を獲得し、少ない生産量のほとんどはメーリングリストで直接顧客に販売されます。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年5月のレビュー]
2020年のシラー・ザ・トライブ・ヴィンヤードは、スパイシーでフルーティー、ナッツのような香りがあり、香ばしいハーブ、煮詰めたプラムの皮、オリーブのタプナードのニュアンスがある。ミディアムからフルボディの味わいは、スパイシーでうま味のあるノートがスパイシーなポプリのエッセンスと揺れ動き、その後に擦り切れた革、ヨード、焼いた粘土、黒鉛、鉛筆削りのノートが続く。ワインは進化を続け、新たな風味豊かな表情を引き出しながら、余韻にタンニンのエッジが残る、愉快なスパイスとしっかりとしたミネラルのフィニッシュへと滑っていく。ニュートラルなオーク樽で15ヶ月熟成。バーベキューと一緒にお楽しみください。生産本数7,700本強。
[Anthony Muellerによる試飲 飲み頃予想2023-2036年]
Horsepower Syrah The Tribe Vineyard