《生産者について》
チャールズ・スミスはワシントンのスター生産者の一人。
元ロックバンドのマネージャーであり、その経歴に何の疑いもなく納得するファンキーな風貌をしている人物です。
醸造家の見た目もさることながら、彼がつくるワインのエチケットデザインもまた独特。モノトーンを基調としていながら決して「シンプル」とはならず、ワインショップに並んでいれば目を引きます。
そのデザインを担当するのは、チャールズの長年の友人であるリッキー・コフ。「機能性・時代性・シンプルさ」を大事にロックンロールの魂と未加工の率直さを表しているといいます。
我流で始めたワイン造りにも関わらずその実力は本物で、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーやワインメーカー・オブ・ザ・イヤーの受賞歴あり。Kヴィントナーズではパーカーポイント99点を何度も獲得しています。当店においては「ワインズ・オブ・サブスタンス」が売れ筋商品です。
《このワインについて》
チャールズ・スミス・ワインズに別に「城」があるわけではないのにワイン名に「シャトー」とつけたのは、ボルドースタイルを意識してのこと。カベルネ・ソーヴィニヨン100%という違いはあるものの、ボルドーの伝統的な味わいを彷彿させる、引き締まった辛口の赤ワインです。
ブラックベリーや森の下草のような、べったりとした甘味を全く感じさせないアロマ。アルコールが特別低いわけではないのですが味わいはミディアムボディでスレンダー。上品な酸味としっかりとタンニンが主張する味わいです。
Chateau Smith Cabernet Sauvignon