《究極のカルトワイン》
狂信的ともいえる品質へのこだわりと、専門家の最上の評価。そして瞬く間になくなってしまう少ない生産量。それゆえに目を疑うような高額で取引される。
「カルトワイン」はカリフォルニアワイン好きの憧れです。
かつてその頂点は「スクリーミング・イーグル」でした。60?70万円ほどで取引されます。
しかし近年、とあるワインがそのスクリーミング・イーグルの価格を超えてきました。それがこの「ゴーストホース」です。
《生産者について》
ゴースト・ホースの創業は1999年。2000年ヴィンテージからワインをつくり始めました。ナパ・ヴァレーの南部にある「クームスヴィル」の自社畑からワインをつくります。
その名前が広まったのは、2009年にニューヨークで開かれたブラインド・テイスティング。様々な評価誌で100点を獲得したそうそうたるワイン。例えばダラ・ヴァレのマヤ1999やハーラン・エステート2003、シェーファーのヒルサイド・セレクト2002、アロウホ2002などよりも高い評価を受けたのです。
その評価と畑がわずか1.2haほどしかないという希少性ゆえに、価格がうなぎのぼりに上がっていったのでした。
《このワインについて》
ゴースト・ホースのエントリーレンジに当たるワイン。それでも圧倒的な力を誇る味わいで、今後数十年は熟成していくだろうといいます。2018年ヴィンテージの生産量は、わずか576本です。
Ghost Horse Cabernet Sauvignon