《生産者について》
ハーシュ・ヴィンヤーズはデイヴィッド・ハーシュ氏が1980年代に拓きました。「ヴィンヤーズ」の名の通り高品質なブドウの供給で知名度を上げてきたワイナリーで、ヴィリアムズ・エリエムやフラワーズ、キスラーなどのそうそうたるワイナリーがここのブドウを使います。
徐々に自社元詰めのワイン生産も増やしていき、特に娘であるジャスミン・ハーシュ氏が醸造に加わってからは評価を高めています。
《このワインについて》
サン・アンドレアス・フォルト・エステートは、カリフォルニアを南北に走るサン・アンドレアス断層の上にあります。ゆえに様々な土壌が入り乱れ、様々な顔を持つピノ・ノワールが生まれます。デイヴィッド・ハーシュが「ハーシュの中のハーシュ」と呼んでいます。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト 2024年2月のレビュー]
2021年のピノ・ノワール・ウエスト・リッジは、このヴィンテージでは特にスパイシーで香ばしい。ノーズは、野生のベリー、サラミ、ドライミントから、シャパラルと甘草の表情豊かなニュアンスへと広がる。ミディアムボディの風味は、植物的な果実味のたっぷりとした核を持つ。心地よいチョーキーなタンニンと食欲をそそる酸味、長くスパイシーな後味がある。2-3年以上の瓶熟成が効果的。
[Erin Brooksの試飲 飲み頃予想2025 - 2035年]
Hirsch Vineyards West Ridge Pinot noir