《生産者について》
ポーランド出身で元ソムリエのポール・ラトー氏は、自身のワインをつくろうとカリフォルニア、セントラルコーストにやってきました。オー・ボン・クリマやキュペで修業をつみ、2002年から自身のワインを作り始めます。生産量が非常に限られていることもあり、現地のピノ・ノワール愛好家のみが知るワインでした。しかし2008、2009年ヴィンテージがパーカーポイント高得点を獲得し一躍話題に。
1種類のワインはせいぜい200ケースほどの生産であり、全体でも1000ケースあまり。顧客のメーリングリストで売り切れてしまうため、ワインショップに並ぶことはほとんどありません。
《このワインについて》
ファーストアタックはブルーベリーのコンポート、ブラックチェリー、ジャスミンの複雑なアロマ。口に含むと、ワインは豊かなボディ且つシルキーなタッチ、鮮やかな酸と優しいタンニンと表情豊か。フ ィニッシュは長く複雑で、アーシーなアロマとほのかなミネラル感が深みと奥行きを骨格に与える。 サンタリタヒルズでとても有名なディアバーグ家が所有しているドラムキャニオン ヴィンヤードにとても惹かれメイキング。 ヴォーヌ・ロマネを彷彿とさせる2021年のこのワインは、重さ、ストラクチャー、エレガンス、余韻のバランスが完璧だ。-ポール・ラト
Paul Lato Stand by Me Pinot Noir Sta. Rita Hills Drum Canyon Vineyard