果実味たっぷりでザ・カリフォルニアと言わんばかりのカベルネ・ソーヴィニヨン。ANAビジネスクラスに採用実績がある通り、一口目からのわかりやすい美味しさが人気のヒミツです。
《生産者について》
1970年代にドイツ系スイス移民のニッキーとガビー・ハーン夫妻が設立したワイナリー。カベルネ・ソーヴィニヨンは当初からつくっていましたが、沿岸を流れる寒流の影響からカリフォルニアの中でも冷涼な地域であることもあり、ピノ・ノワールとシャルドネに注力していきました。
現在、合計444haの自社畑を所有している大規模なワイナリーで、高いコストパフォーマンスが魅力です。
《このワインについて》
主にローダイやパソ・ロブレスの暖かい地域のブドウを使用。新樽比率40%のフレンチオークで熟成していることもあり、バニラのような甘い香りを感じます。
アメリカンチェリーやカシスのような、甘やかでフルーティーな果実香。タンニンはそれほど目立たず、厚みのあるリッチな口当たりです。
非常にメリハリのあるハッキリとした味わいで甘やか。この味わいがエアラインで採用された理由でしょう。2011年にはANAのビジネスクラスのワインとしてオンリスト。低い気圧と乾燥により甘味を感じにくい飛行機の機内でちょうどいいんです。そのメリットは決して空の上だけではありません。ちょっとの量でも味をしっかり感じるので、多人数で1本を分ける場合などにもピッタリです。
Hahn Estate Cabernet Sauvignon