《生産者について》
カリフォルニアで最高のシャルドネの生産者を挙げるとき、間違いなく5本の指に入るのがコングスガードです。
コングスガード家は5世代にわたって、農業や造園業、岩の切り出し業などを行う家系。クームズヴィルに持っていた土地に、後に伝説の畑となるザ・ジャッジ・ヴィンヤードを拓きました。それはアンドレ・チェリチェフ氏の「岩だらけで、遮るものもない丘の上、強い風が通るこの土地から、絶対無二のものが出来る」とのアドバイスを受けたから。ブルゴーニュにて、コシュ・デュリやコント・ラフォンのもとでワイン造りを学び、1996年にコングスガードとしての初ヴィンテージをリリースしました。特にトップキュヴェ「シャルドネ・ザ・ジャッジ」は、パーカーポイント100点を3度も獲得した、カリフォルニアを代表するワインです。
クオリティーに対する姿勢は尋常ではなく、品質に満足できない年は容赦なく生産量を減らします。
《このワインについて》
2023年ヴィンテージ初リリースの新商品「エステート・ホワイト」。ナパ・ヴァレーのアトラス・ピーク自社畑でオーガニック栽培されたヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネが調和し、粘土製アンフォラとフレンチオークで10か月熟成されています。
ジョン氏はアンフォラについて、品種が持っているオリジナルの特性を引き出す力があると語ります。シャルドネ、ヴィオニエには用いるものの、ソーヴィニヨン・ブランは香りが強くなりすぎるのであえて使わないそうです。
《ジョンによるヴィンテージコメント》
アトラスピークの自社畑で栽培されたヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネのブレンド。かつての「VioRous/ヴィオルス」(ヴィオニエ+ルーサンヌ)と同じように、ヴィオニエの軽やかで優美な個性は、組み合わされる品種によって地に足のついたものとなる。ソーヴィニヨン・ブランのレーザーのように明るく鮮明な酸と、シャルドネの石を思わせる深みが、それを支えている。
粘土製アンフォラと古樽で10か月熟成。私たちのエステートで生まれるワインの新たな基準となるような仕上がり。オレンジの皮、ストーンフルーツ、ハニーサックルの風味が、なめらかな質感の中で浮かび上がり、不思議なほど長い余韻へと続く。
2025年は夏を通して暑い日がほとんどなく、長く穏やかな生育期となり、理想的な条件に恵まれた。
Kongsgaard Estate White Napa Valley