《生産者について》
クリストムは1992年に設立されたオレゴンの生産者。オレゴンを象徴する山であるジェファーソン山の斜面に畑を持ちます。土壌は主に火山性玄武岩、鉄分を多く含む赤味がかったジョリー・ローム土壌で、場所により表土の厚さなどが違います。トップキュヴェは全てシングルヴィンヤードで、畑ごとの個性を反映したブルゴーニュ的なワインをつくっています。
創業者ポール・ギャリー氏のつくりたいワインに賛同して加わったのが、クリストムの醸造家であるスティーブ・ドナー氏。かつてカリフォルニアのカレラで10年間、ジョシュ・ジェンセンのもとでアシスタントワインメーカーとして働いていた経歴を持ちます。
《このワインについて》
ヴィオニエは1993年に植樹し、1996年からつくり続けています。冷涼産地オレゴンでは珍しく、かつ完成度の高いヴィオニエとして稀有な存在です。
白桃やアプリコット、ハチミツ、白い花の香りが豊かに広がります。ヴィオニエの銘醸地である北ローヌよりは冷涼なのでしょう。コンドリューなどと比べると細身な味わいで、キレイな酸味と厚みのある果実味の調和が見事です。余韻にはミネラル感が長く続きます。
ヴィオニエとしてはアルコール低めであり、それでいて風味の豊かさを堪能できる、上質な1本です。
Cristom Viognier Louise Vineyard