《生産者について》
「ソーヴィニヨン・ブランの高級産地といえばサンセール」こうやってソーヴィニヨン・ブランで高価格帯のワインを販売できるようなブランドを築くにあたり、非常に大きな功績を残したのがアンリ・ブルジョワです。
この地に10世代にわたって続く家系です。だからこそサンセールのモザイクのように入り組んだ土壌を深く理解しています。それゆえに土壌でワインをつくり分けるということを早くにスタート。同じ作り手のソーヴィニヨン・ブランにこれほどの違いがあるのかと驚かせてくれます。
《このワインについて》
ソーヴィニヨン・ブランといえば、当店ではニュージーランドのマールボロ産のものが売り上げの大半を占めます。品種の特徴香がよく現れており、味わいが分かりやすく親しみやすい。でも品種と地域の味が強いために、生産者の違いやまして畑の違いを表現できているところは稀です。
アンリ・ブルジョワがつくるものは飲み比べる楽しみがあります。土壌の特徴をハッキリとワインに表現しているからです。
このワインの土壌はキンメリジャン石灰。距離が近い「シャブリ」にみられる典型的な土壌で、小さな牡蠣の化石をたくさん含みます。 硬質なミネラル感が熟成によって旨味に近い感触となり、鼻で感じるよりも更に豊かな香りを口内で感じるでしょう。
《垂直比較が面白い!》
ソーヴィニヨン・ブランが熟成するかどうかは造りに寄ります。例えば高級なボルドー・ブランは、何十年と熟成するポテンシャルを持つ骨太なスタイルです。
それとは全く違う方向性であるサンセールのソーヴィニヨン・ブランもまた、熟成によってより深い風味に変化していくポテンシャルを持ちます。しかしバックヴィンテージが出回ることは、ほとんどありません。アンリ・ブルジョワのように同じキュヴェのヴィンテージ比較がいくつもできるというのは、非常に稀なケースです。
あなたの周りのワイン好きを集めて、ソーヴィニヨン・ブランの熟成を感じるワイン会、開いてみませんか?
Sancerre Jadis Henri Bourgeois