《生産者について》
2017年VTが日本に初入荷して以来、知名度は低いながらも確かな人気を誇るフレデリック・フェリ。どうやら人気は日本だけではないようで、2020年当時は22AOC・計14haだった畑が、2022年には36AOC・32haまで急成長しているそうです。
2022VTから体制が変更。醸造家がロランス・ダネル氏からフランソワ氏にバトンタッチ。2022VTはロランス氏も残って一緒に醸造していたそうですが、この2023VTから完全に新たなスタイルとなっています。
《2023VTについて》
一般的にはどちらも天候に恵まれた優良ヴィンテージとされる2022年と2023年。しかし上記の体制変更もあり、フレデリック・フェリに関しては方向性が結構違います。
赤ワインに関して、全除梗でつくるのは変わっていません。新樽比率を下げたからか、2022VTは割と果実味が前に出てくる印象でした。かつての薄旨なイメージはなくなり、ほどよくリッチな味わい。しかし2023VTでその変化が少し戻ったように感じます。抽出が淡いわけではないのですが、より酸が美しく伸びる味わいに。上品さが増しています。
《このワインについて》
所有するサヴィニ・レ・ボーヌの畑 Les Pimentiers、 les Vermots、Ez Connardisesの3つの区画のブドウをブレンドして造られます。フレデリック・フェリの中では比較的手ごろな価格で、しかも熟成を必要としないので、人気の高いキュヴェです。
Savigny-Les Beaune Sous la Cabotte Rouge Frederic Fery