《生産者について》
ボルドー格付け61シャトーの一角である「シャトー・オー・ブリオン」。ペサック・レオニャン地区のスター生産者は、長年ワインを飲んできた方の多くが憧れを抱く生産者です。なにせ流通価格は安くて約5万円から。その真価が感じられる飲み頃のものとなると1本10万円を軽く超えていきます。
そのオーナーであるクラレンス・ディロン氏が新たにつくりだしたブランドがこの「クラレンドル」。「場所を選ばず、いつでも楽しめるワイン」というコンセプトのもと、スムースでエレガントなスタイルを目指しました。
ブドウはボルドー全域から厳選したものではありますが、醸造はシャトー・オー・ブリオンも手掛けているチームが担っています。
《テイスティングノート》
レモンや白桃などのフルーツに、ソーヴィニヨン・ブランらしいハーブ感も適度に感じます。それだけでない華やかさがあるのは、ブレンドされたミュスカデルに由来するものでしょう。凝縮感のあるまろやかな果実味を持ち、適度なコクとミネラル感が長く続きます。
Clarendelle Blanc