《生産者について》
2016年に設立したばかりの非常に新しいドメーヌ。友人であるピエール・オリヴィエとマチュー・ガルシアの2人がわずか1ha2700本の生産からスタートしました。
2019年までは「モロン=ガルシア」という名義でしたが、マチューの引退を機に「ピエール・オリヴィエ・ガルシア」に変更。現在は5haの畑からワインをつくります。
目指すのは「繊細でフローラルな香りがするワイン」。その目標は見事に達成されており、ジャスパー・モリスは「アロマの品質を非常に高めている」と語ります。
その方法とは「Berry by Berry」。通常は機械でまとめてやるブドウの除梗(茎から粒を外す)作業を、手作業で1粒1粒ハサミをつかってやっているといいます。完璧な実だけを得るためであり、これにより生産本数が2万本を超えることはないそうです。
2022年のワインホグの記事では「この生産者の需要は爆発的に高まり、価格もあっという間に急騰すると予測している」と絶賛されました。2022VTは発売するなり1週間以内にほとんどのキュヴェが完売。1か月以内に売り切れました。
2023VTは少し多くの種類が入荷しましたが、いずれのキュヴェもごく少量です。ご検討はお早めに。
《輸入元によるテクニカル情報》
プレモー・プリセにある標高240mの畑。南/西向き斜面の0.5haから。樹齢約60年。
発酵:全房1/3、Berry by Berry1/3、除梗1/3。ステンレスタンクで15日間発酵、垂直型圧搾機 (空気圧式ではない)でプレス
熟成:新樽比率20%のバリックで12か月熟成
収量:30ha/ha 生産本数:2700本
評価:ワインホグ88点、ジャスパー・モリス90-92点
Cote de Nuits Villages Au Leurey Pierre Olivier Garcia