《このワインについて》
醸造の際に果皮を漬けない白ワインは、基本的にはタンニンがほぼありません。しかし樽熟成するものに関しては、ピリっとしたタンニンの刺激や苦みに似た感覚を感じることもよくあります。とりわけ熟成を念頭においた高級ワインにて。今すぐ消費してほしい低価格ワインは、タンニンの出にくい樽を使うからか、渋味は感じません。
このタンニンによる口当たり・触感において、「カラ・タラ」のシャルドネはまるで中-上級ワインのような高級感があります。同じ価格帯で他にたくさんあるシャルドネのなかで、「これはちょっと違うぞ!」と感じるのです。
熟成が必要ってわけではありません。今すぐ飲んでも油脂を使った料理と一緒なら全く気にならず、料理を引き立てます。さらに2日目・3日目となめらかになっていくでしょうから、普段の家飲みワインにおすすめです。
柑橘やパイナップルのようなフルーツのアロマを、控えめで上品な樽香が包んでいます。フレッシュな酸味と果実の凝縮感、ほのかな苦みが絶妙なバランスです。
《ブランドについて》
ステレンボッシュの名門ワイナリーであるスターク・コンデ。オーナー醸造家のホセ・コンデ氏の右腕である、ルーガー・バン・ワイク氏は、2018年に若手醸造家賞を受賞しました。その2人がジョイント・ベンチャーとして立ち上げたブランドが「カラ・タラ」です。ルーガー氏の故郷を流れる名前にちなんで名づけられました。
ブドウはエルギンやオーバーバーグなどの冷涼産地を中心に購入しており、現在はシャルドネとピノ・ノワールがラインナップしています。
Kara Tara Chardonnay