《生産者について》
シュロス・フォルラーツはドイツきっての名門生産者の一つ。その歴史は古いなんてものじゃありません。1211年の取引記録に名前が残っているというのです。
「シュロス・フォルラーツ」は生産者の名前でもあり、ワイナリーが所有する畑名でもあります。ドイツに5つしかない「オルツタイルラーゲ」は、その地名度ゆえに「村名+畑名」ではなく「畑名」のみを表記することが許可されています。シュロス・フォルラーツはその一つなのです。
それほど名門で知名度の高い生産者であり、高いワインはもちろん高額ですが、かなりリーズナブルな価格からも幅広くワインをつくっています。
《このワインについて》
生産者がつくるスタンダードクラスのスパークリングワインであり、その明るい印象、それから酸味と甘みの絶妙なバランスが魅力です。
白桃やパイナップルのような繊細な香り。きめ細やかな泡がスッキリと心地よく、飲みこんだ後にはやさしい甘味を感じます。これは仕上げにシュペトレーゼ/アウスレーゼクラスの甘口ワインを加えて味わいの調整を行っているから。あくまで辛口の範囲内でほのかな甘味を感じるのが、癒し系の印象に繋がっています。
Schloss Vollrads Riesling Seck Brut