《このワインについて》
スペインの内陸部でつくられるワインで注目されるのは、テンプラニーリョやガルナッチャなどからつくる赤ワインが中心。白ワインが話題になることはあまりありませんが、それゆえ品質の割に手頃なワインが見つかることがあります。
その「品質」として期待すべきは、風味の凝縮度と複雑性。簡単に言うと飛び切りリッチで飲みごたえがあるワインです。例えば暖かい産地で樽香の効いたシャルドネや、エルミタージュなどローヌの白ワインがお好きな方にとては、見逃すべきでないワインと言えるでしょう。
《テイスティングノート》
このワインもその一つで、ヴィウラを100%新樽熟成。
熟した桃やリンゴなどの豊かなフルーツのアロマに、アーモンドやヴァニラなどのニュアンス。口当たりは素晴らしく厚みがあってボリューミー。適度な酸味とミネラル感が高級ワインであることを物語っています。余韻はスモーキーなニュアンスとともに長く続きます。
《生産者について》
マルケス・デ・ムリエタはスペインのリオハに現存する最古のワイナリー。1852年にルチアーノ・デ・ムリエタ氏によって設立されました。
当時人気のあったボルドーワインに学び、木樽熟成や除梗の技術を導入。理想のワインをつくるために自社畑をもち、栽培をコントロールすることが大事だと考えます。リオハにその概念をもたらしリオハワインの品質を高めたことから、スペイン王室より「マルケス=侯爵」の称号が与えられました。ムリエタ家はその後ワイナリーを売却。1983年からは現在のクレイセル家がオーナーとして、伝統を受け継ぎながらも最新の技術を導入しています。
Capellania Blanco Reserva Marques de Murrieta