《生産者について》
トロ・ボーは特に、白のコルトン・シャルルマーニュの2大名手として名前が挙がります。その本拠地はそこからも近いショレイ・レ・ボーヌ。ここはグランクリュはおろか、1級畑もないアペラシオンで、実質ショレイ・レ・ボーヌといえばトロ・ボーと言えるくらい、ここでは著名な生産者です。
新樽率は村名が4分の1、1級が3分の1、特級が50%なので特別高いというわけではありません。しかし、トロ・ボーの赤ワインからはしっかり樽熟したような丸いタンニンと、果実味に富んだリッチで滑らかな口当たりが特徴で、若いうちから楽しめます。
ヴィンテージによるブレが少なく、安心して選べる希少なブルゴーニュ。レストランでも常時ワインリストに載せておきたいワインとして人気です。
《このワインについて》
トロ・ボーの本拠地であり、ブルゴーニュの村名格としては比較的手を出しやすい価格なのが魅力の1本。
チェリーやラズベリーなどのみずみずしいフルーツのアロマ。そこに茶色いスパイスのような複雑な香りが加わります。凝縮した果実味は極めてスムースで、上品な余韻で消えていきます。
Chorey les Beaune Rouge Tollot Beaut