《生産者について》
トロ・ボーは特に、白のコルトン・シャルルマーニュの2大名手として名前が挙がります。その本拠地はそこからも近いショレイ・レ・ボーヌ。ここはグランクリュはおろか、1級畑もないアペラシオンで、実質ショレイ・レ・ボーヌといえばトロ・ボーと言えるくらい、ここでは著名な生産者です。
新樽率は村名が4分の1、1級が3分の1、特級が50%なので特別高いというわけではありません。しかし、トロ・ボーの赤ワインからはしっかり樽熟したような丸いタンニンと、果実味に富んだリッチで滑らかな口当たりが特徴で、若いうちから楽しめます。
ヴィンテージによるブレが少なく、安心して選べる希少なブルゴーニュ。レストランでも常時ワインリストに載せておきたいワインとして人気です。
《このワインについて》
トロ・ボーのスタンダードクラス。生産者の知名度に対してこの価格なら、まだ価格の高騰が抑えられている方ではないでしょうか。
ブラックチェリーやレッドチェリーのようなピュアな果実香。2022年という暖かいヴィンテージを反映して、口に含んだ時の味わいは非常にリッチです。全除梗ゆえの緻密な口当たりがトロ・ボーらしく、現時点で魅力をしっかり発揮しています。
Bourgogne Cote d'Or Rouge Tollot Beaut