《ヴィーニョ・ヴェルデについて》
「ヴィーニョ・ヴェルデ」とはポルトガルのミーニョ地方でつくられるワイン。いろいろなタイプがありますが、日本ではほのかに甘味を感じる白の微発泡ワインが圧倒的にメジャーです。高級感のある風味ではないものの、フレッシュでスッキリとした味わいと手に取りやすい価格で、特に夏場に大人気です。
このワインのいいところが、香りではなく味わいに魅力があるので、たとえワイングラスがなくたって魅力があまり損なわれないこと。なんなら普通のコップやビール用のグラスでも構いません。その場にあるもので気軽に飲めるのが魅力です。
少しアルコール度数が低めでガブガブと飲みやすいタイプ。微発泡なので翌日には泡が抜けてしまっているでしょうが、1日で飲み切ってしまうなら問題ありません。
《生産者について》
キンタ・ダ・ハーザはヴィーニョ・ヴェルデの歴史ある生産者。18世紀に設立されて以来ずっと家族経営で、現在は5代目のジュゼ・ディオゴ・テイシェイラ・コエリョによって運営されています。50haの畑から年間70万本ものワインをつくっているので、この手頃な価格はスケールメリットによるものです。
Vinho Verde Raza Branco Quinta da Haza