《生産者について》
ジョン・コングスガードが設立したこのワイナリーは、自社畑だけでなく契約畑からも素晴らしいワインをつくることで知られます。今では高級ワイン用のブドウ調達として一般的になった、オーダーメイドのブドウ栽培。ブドウの対価を収穫量ではなく栽培面積で支払うことでできる、低収量で品質を最優先した栽培を依頼することの第一人者なのです。
クオリティーに対する姿勢は尋常ではなく、品質に満足できない年は容赦なく生産量を減らします。
《このワインについて》
スペインの北西ガリシア地方を原産とするこのアルバリーニョという品種は、若々しく早飲みするタイプの品種ですが、カリフォルニアでの知名度はほとんどなく、カリフォルニア全土でも栽培されているのは 20ha 以下。ほとんどがブレンド用としてです。数えるほどのワイナリーが品種名で出すが低価格の早飲みワイン。しかしながらコングスガードは、この品種でプレミアム・ワインを造ります。特にアルバリーニョの持つ酸と果実のバランスにこだわっています。ファースト・ヴィンテージは 2011 年で、アメリカ国内のレストランのみにて販売。2 年目から市場に僅かにリリースされるようになりました。
近年日本にも輸入されるようになりましたが、その割当数はせいぜい数ケース。1店舗あたりの数はというと・・・・一瞬で売り切れるのは間違いありません。
Kongsgaard Albarino Napa Valley