《生産者について》
ベルンハルト・フーバー醸造所は、ドイツの南部、バーデン地方のマルターディンゲン村に居を構えています。その地がかつてピノ・ノワールの名産地であったことを知った故ベルンハルト・フーバー氏は、1987年に醸造所を立ち上げ、2011年にはゴーミヨ氏で赤ワイン賞3冠に輝きました。現在は息子のユリアン・フーバー氏がその意思をついで、より透明感あふれるワインづくりをしています。
《このワインについて》
ゾンマーハルデの畑は鉄分を多く含む赤身を帯びた土壌。すぐ近くに森があり、そこから冷気が入ってくる影響を受け、フーバーのGGの中では線が細く繊細な印象です。
《2020年ヴィンテージについて》
「絵にかいたように素晴らしい年となった」ユリアン氏はそう語ります。
周辺国と同様暑く乾燥した年でした。ブドウは健全にじゅくしていったものの、夏場に水分が少なかったため小粒となりました。それゆえグラン・クリュの収穫量は非常に少なくなったといいます。
【パーカーポイント93+点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2020年のゾンマーハルデ・シュペートブルグンダーGGは、深みがあり、力強く、スパイシーな赤とダーク・カシスのアロマと適度な還元で幕を開ける。ワインはシルキーでまろやか、エレガントな味わいで、フィニッシュは肉付きが良く、力強くチャーミング。アルコール度数13.5%。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2025-2038年]
Bombacher Sommerhalde Spatburgunder Grosses Gewachus Bernhard Huber