《生産者について》
シャンパーニュ地方からこのワシントン州ワラワラヴァレーの地にクリストフ・バロンが移り住んだのは1996年。ソフトボール大の石がごろごろする土地を耕し、ビオディナミ農法によりローヌ品種を中心に栽培。リリースされるなりパーカーポイント100点をはじめ各種評価誌で高得点を連発し、知る人ぞ知るコレクターアイテムに。毎ヴィンテージ、ワイナリーのメーリングリストでリリース直後に売り切れるため、店頭で見かけることはほぼありません。

《このワインについて》
アメコミ調のカエルが目印のこのシラー。ともすると手ごろなワインかと思ってしまうエチケットですが、これがカユースのフラッグシップワイン。約500ケースしか生産されず、コレクターが探し求めるアイテムです。登録後数時間で売り切れることが予想されます。

【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年5月のレビュー]
2020年シラー・バイオニック・フロッグのグラスからは、ブラックラズベリー、大豆、オリーブ、クレーム・ド・ヴィオレットを思わせる、濃い果実の大胆でジューシーなアロマが漂う。香りはフレッシュでフローラル、ローストしたハーブとジューシーでスパイスの効いたチェリーのニュアンスが詰まっている。ミディアムからフルボディのこのワインは、風味豊かなフレーバー、うま味のエッセンス、余韻の長いしっかりとしたタンニンのエッジがあり、味わいのバランスがとれている。約20％のフレンチオーク新樽で1年半寝かせた。6,336本生産。
[Anthony Muellerによる試飲 飲み頃予想2023-2033年]

Cayuse Bionic Frog Syrah