《生産者について》
幼いころから父に連れられてヨーロッパ各国の生産者を見てまわったピーター・マイケル。自然とワイナリー経営を目指すようになります。
1983年に綿密なリサーチのもと、ナイツ・ヴァレーに252haの土地を購入。ボルドーブレンドの赤ワインとシャルドネの生産者としてスタートし、すぐに世界的な評価を受けるようになります。
ピーター卿の信条は「マウンテン・ヴィンヤード、伝統的な醸造方法、少量生産」。決してフランスワインの後追いではなく、カリフォルニアワインとしてフランス贔屓を払しょくするようなワインを目指しています。
その後ソノマコーストのフォート・ロス・シーヴューやナパ・ヴァレーのオークヴィルにも畑を購入しています。
【パーカーポイント92点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年2月のレビュー]
2018年のエスプリ・デ・パヴォはナイツ・ヴァレーAVA51%、オークヴィルAVA49%から造られる。中位から深みのあるガーネット・パープル色で、モレロ・チェリー、ジューシーなプラム、新鮮なブラックベリー、ブラック・ラズベリーの核にドライ・ローズとラベンダーの魅力的なフローラルなノートがグラスから漂う。フルボディの味わいは完全にコーティングされ、黒と赤の果実のプレザーヴの風味が、きめ細かいタンニンと生き生きとした骨格に支えられ、長く香り高い仕上がり。1,707ケース生産。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2022-2034年]
L'Esprit des Pavots Peter Michael