《生産者について》
幼いころから父に連れられてヨーロッパ各国の生産者を見てまわったピーター・マイケル。自然とワイナリー経営を目指すようになります。
1983年に綿密なリサーチのもと、ナイツ・ヴァレーに252haの土地を購入。ボルドーブレンドの赤ワインとシャルドネの生産者としてスタートし、すぐに世界的な評価を受けるようになります。
ピーター卿の信条は「マウンテン・ヴィンヤード、伝統的な醸造方法、少量生産」。決してフランスワインの後追いではなく、カリフォルニアワインとしてフランス贔屓を払しょくするようなワインを目指しています。
その後ソノマコーストのフォート・ロス・シーヴューやナパ・ヴァレーのオークヴィルにも畑を購入しています。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年2月のレビュー]
ソノマのナイツ・ヴァレーに位置するレ・パヴォの畑は、エステート所有地の中で最も古く、1989年に植樹された。標高1,000~1,400フィートに位置し、かなり険しい部分もある。カベルネ・ソーヴィニヨン68%、カベルネ・フラン19%、メルロ10%、プティ・ヴェルド3%で構成される2018年のレ・パヴォは、中位から深みのあるガーネット・パープル色。カシスのジャム、熟したブラックプラム、ボイセンベリーの力強い香りに、野生のセージ、タバコの葉、鉛筆の削りかすのタッチが加わる。フルボディの味わいには、黒い果実、ドライハーブ、土の層がぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと大胆なフレッシュさに支えられ、余韻は長くエネルギッシュ。3,255ケース生産。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2024-2042年]
Les Pavots Knights Valley Peter Michael