《生産者について》
トリンバックは1626年から約400年にわたってワインをつくり続けている、アルザスきっての名門ワイナリー。現在で13代目にあたります。
1898年、8代目のフレデリック・エミール氏の代でブリュッセルでひらかれた国際ワインコンクールにて最高位の賞を獲得。世界に名が知れ渡りました。
トップキュヴェの「クロ・サン・テューヌ」は、アルザスのみならずフランスを代表する高級白ワインとして名をはせています。
《テイスティングノート》
洋梨やレモンのような爽やかなニュアンスと共に、完熟したマンゴーのリッチなアロマがグラスから立ち上ります。口当たりは繊細でありながら優雅な印象。厚みのある果実味とスモーキーなミネラルが口の中で広がり、余韻には綺麗な甘みも感じられます。
《2017年ヴィンテージについて》
2017年のアルザス地方は、4月中旬の霜による被害が大きかったため、収量は少ないものの、霜の被害を逃れた地域では優れたヴィンテージとなりました。夏の気候は乾燥していましたが、数日に渡る集中的な雨が早い成熟をもたらし、収穫期は例年より早く、また収穫期を迎えてからは日中は高温、夜は涼しい日々が続いたため、酸と果実味をしっかりと維持した高品質なブドウを収穫することができました。
Trimbach Pinot Gris Reserve