《生産者について》
1960年代まで存在していた「デュフルール」というネゴシアンが前身で、現在はアルノー・マシャール・ド・グラモン氏を当主とした家族経営です。
多くのアペラシオンを手掛けており、畑の所有面積は22ha。ロバート・パーカー氏が「ブルゴーニュの中で最も信頼できる作り手の一人」と絶賛するように、その醸造技術は最先端をいきます。この先どんどん有名になるかもしれません。
味わいの特徴としては、赤ワインも白ワインも骨格のしっかりとしたやや濃い目の味わいであることと。村名クラスでも発売直後からそれほど固い印象はなく、熟成を必要とせず楽しめます。ブルゴーニュワインの中でも風味が緻密なものがお好きな方にとっては、「この価格にしてはうまいな!」と感じていただけるでしょう。
《この畑について》
ニュイ・サン・ジョルジュ村の北端、ヴォーヌ・ロマネ村との境にダモードの畑があります。1級畑の「レ・ダモード」が有名ではありますが、実はその1級畑の斜面の上に村名格の「レ・ダモード」があります。これはその村名格区画からつくられているワインです。
楽天市場で調べたところ、ニュイ・サン・ジョルジュ村名ワインのボリュームゾーンは9,000円くらい。(2023年5月中旬現在)
7000円を切る価格はほかにないとは言いませんが、"ちょっとだけ安い"と言っていいでしょう。
Nuits Saint Geoorges Les Damodes Machard de Gramont