《生産者について》
過去26度にも渡りアドヴォケイト100点満点を獲得した「究極のカルト・ワイン」それがシネ・クア・ノンです。シネ・クア・ノンとはラテン語で「不可欠なもの」という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーのマンフレッド・クランクル氏曰く「真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる」という、哲学的な意味を見出しています。
《このワインについて》
毎年ラベルと名前が変わるのが特徴のワインでしたが、考えた名前が既に商標登録されていたりと、思ったように付け辛くなってきた為、今回からワイン名は、スタンダードラインであるこの銘柄は「Distenta」(ラテン語で「UNLABELED(ラベル無し)」)で統一されます。しかし、ラベルの変更は継続され、「唯一無二」を体現する究極の1本として君臨しています。
【パーカーポイント97点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年3月のレビュー]
ブドウはすべてKrankls家のエステートヴィンヤードから: イレブン・コンフェッション(40%)、キュムラス(33%)、ザ・サード・ツイン(21%)、モリー・アイダ(6%)。グルナッシュを主体に29%の全房で造られている。「10年前、私はホールクラスターを恐れていた」とManfred Kranklは振り返りる。「今は、特にグルナッシュには適しており、シラーは少し苦手としている。」52%の新樽フレンチオークとデミ・ミュードで約23ヶ月間熟成させたこのワインは、深いルビー紫色をしており、デキャンタの中で数時間かけて美しく開花する。特にその超繊細な質感と詳細なアロマとフレーバーに注目してほしい。若々しく濃厚なワイルドベリーの果実味は、グラスの中で熟成するにつれ、サラミ、粉砂糖、オリーブ、ポプリのニュアンスに変化していく。ミディアムボディで画素化されたタンニンがあり、予想以上に軽い口当たりで、口当たりの良い酸味、つなぎ目なく変化する風味、余韻に広がる詳細でスパイシーなアクセントが自慢だ。約1,630ケースと600本のマグナムを製造し、2023年春にリリースする予定だ。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2040年]
Distenta 2 Grenache Sine Qua Non