《生産者について》
1970年代にエドナ・ヴァレーやサンタ・バーバラ・カウンティ エリアでブドウ栽培を開始。1982年以降、自社畑を拡張して行き、1986年につくった450ケースをスタートに、『タリー』がワイナリーとしてスタートしました。しかしあくまで彼らの意識はブドウ栽培家であり農家。なによりブドウの質の高さが自慢です。その証拠にカレラやオー・ボン・クリマといったそうそうたる有名ワイナリーがこぞってタリーのブドウを買い求めます。1991年、3代目にあたるブライアン・タリーが代表者としてワイナリーを引き継いでいます。
《このワインについて》
冷涼な海洋性気候及び石灰質土壌を特徴とするアロヨ・グランデ・ヴァレーで作られる、タリー・ヴィンヤードを代表する白ワインです。このワインの歴史は創立した1986年のヴィンテージから始まります。この地のシャルドネとしては初めてのワインでした。冷涼な産地ならではの酸と果実味のバランスが素晴らしいワインです。
《テイスティングノート》
黄桃に僅かにフレッシュなパイナップル、バタースコッチにバニラのニュアンスがよく溶け込んでいます。しなやかなで輪郭の整った口当たりが印象的で、フレッシュな酸味が心地よく、ジューシーかつエレガントな余韻があります。この余韻の長さに、ブドウの質の高さがうかがえます。
Talley Estate Chardonnay Arroyo Grande Valley